〝ヤマハYF27EXのフロントウィンドシールド脱着″

〝ヤマハYF27EXのフロントウィンドシールド脱着″

 

フロントガラスから水漏れが!!おそらく、シールが切れているだろうと思い、ガラス交換のプロにお願いしました。今回はその一部始終をレポートします。

 

まず、脱着の為の準備、ボートが汚れない様に養生して、ワイパーも外します。ワイパーブレードの位置は、テープを貼って残しておきます。

次は、ナイフでガラス周りのシールを切っていきます。手際の良いこと! 刃先がL字になったナイフ(特殊工具)を使いガラスと窓枠の接着面を切り離していきます。ところが合わせ面が強く接着し、なかなか切れません。そこで、ピアノ線の登場!外と内と二人で強く引っ張りながらシールを切っていきます(動画)。「なるほど、その手が有ったか!」という感じです。一寸苦労しましたが、無事取外しました。

ガラス脱着 (3)1動画

ガラスに付着しているシール材を剥がすために、ガラスをボートから降ろし作業台に載せ、シールを丁寧に切り外していきます。同時にボート側窓枠のシールもきれいに剥がしました。

シールを打つための養生として、紙テープをガラスに貼りガラスを反対にひっくり返しまました。ガラスの内側を上にして、接着を強化するためのプライマーを塗る作業です。しかしながら、ガラスの内側(接着面)にプライマーが良く乗りません。

そこで、ワカシマオート(このたびの施工会社)のオリジナルガラスクリーナー「とれるっち」の登場です。油膜や水垢をきれいに取ってくれます。聞けば、全国の同業者から注文が有るそうです。

「とれるっち」で油膜をふき取り、プライマーを塗ります。次はパッキンを窓枠に取付、そしてウレタンシール材を厚く塗り付けていきます。シール材を打つためのガンも特殊な道具です。知らなかったのは、私だけかも知れませんが、電気式のガンが有るんですね!さすが、この道のプロです。手際よく作業が進んでいきます。

最後の行程、窓枠にガラスを取付けます。上下左右バランスよく1発で載せました。その後、窓枠との隙間にシール材を詰めていき、指を使い余ったシール材を取り除き、表面をきれいにならしていきます。そして、できあがり、とてもきれいに仕上がりました。

残念ながら、最終 養生テープを剥がした完成写真の撮影を忘れていました。

最後の写真は水漏れの原因となった部分の写真です。ウィンドシールドの上部中央部分です。パッキンが「ひしゃげ」て、砂が混入していることが見てとれます。これは、製造当初からの施工不良と思われます。本来ならヤマハが修理費用を負担するべきですが...。

作業車に施工会社のロゴが!ガラス交換の際は是非、お声をかけて下さい。ワカシマオートガラス株式会社です。

 http://www.wakashima.com/

最後に一言「餅は餅屋ですね」やっぱり